プロジェクターロゴ(ゴボ)ライトの仕様・カスタマイズとよくある質問について

場所を選ばずに自由な描写を照射出来るロゴライトはその汎用性の高さから様々な業種の方より多くのお問い合わせを頂いています。

ロゴライトの導入を検討されている方で「こんな事は出来ないか?こんな仕様は無いか?」と思われた事は無いでしょうか?

この記事ではお客様から頂くお問い合わせの中でも特に頻度の多い内容を取りまとめてみました。

この記事を読む事でロゴライトのより広い活用方法が分かりますので、使用するアイディアの幅が拡がると思います。

明るい場所で使う予定ですが、照射する光の強度は調整する事が出来ますか?

状況に応じて照射する明るさを調整したいというのはよくある要望です。

ロゴライトの照射する明るさは制御・調整する事が出来る場合もあります。

弊社の取り扱うロゴライトは2種類有ります。

1つ目はコントローラでロゴフィルムを回転・定点と制御が出来る回転・定点式の仕様と

2つ目はロゴフィルムを回転させる事が出来ない定点式の仕様です。

回転式の方は、コントローラで回転以外にも明るさの調整が出来ますのでこちらの方であれば若干の明るさの調整は可能です。

但し、ロゴライトは回転式でも定点式でも電力は基本的には15Wの仕様ですのでその範囲内での調整になります。

それ以上の明るさを求められる場合には、カスタマイズで30Wの仕様のものも製作出来ます。

30Wであれば明るさの制御範囲も広がりますし、定点式の場合でも明るさの調整は出来ませんが基本の15Wの2倍の明るさで発光する事が出来る様になります。

明るさを広い範囲で制御したいという場合でしたら、30Wの回転・定点タイプをお勧めします。

明るい場所で照射した場合、しっかりと確認する事が出来ますか?

ロゴライトは、光を照射して使うものなので「明るい場所で使ったらどんな見え方になるのか?しっかりと確認出来るのか?」という問い合わせを受ける事がよくあります。

結論から言うと、程度にもよりますが強い日差しのさす屋外などでない限り、投影されたロゴは明確に認識する事が出来ます。

以下の画像が比較的明るい場所で使用したものになります。

薄暗い場所で使用する場合と比較して若干視認性に欠けますが、しっかりと確認する事は出来るかと思います。

但し、屋外の強い日差しが突き刺すアスファルトなどで使用すると殆ど確認が取れなくなりますので、使用する時間帯や場所などの用途は予め想定しておいた方が良いです。

ロゴの背景は色や形を自由に表現出来ますか?

ロゴフィルムのデータのデザインとして最もオーソドックスな形は以下の様なものです。

色付きのロゴやフォントが中央部分に位置し背景は透明(白色)の円周状となります。

上記のものが一般的な形ですが、「ロゴの背景の色や形は自由に作る事は出来るのか?」というお問い合わせを頂く事があります。

➡はい。出来ます!!

背景の枠の形状や色味などは自由な形で表現する事が出来ます。以下の内容をご確認下さい。

背景の色味と枠の形状について

背景の枠は円周状だけではなく、自由な形にする事が出来ます。また、色味も透明(白色)ではなく自由な色に出来ます。

下図は背景の枠を長方形にし、背景色を黄色にしたものです。

背景枠を長方形にし背景色を黄色にする事により注意喚起の張り紙広告の様な描写をロゴ照射で表現する事も可能です。

・背景を一切削る

背景枠と色を自由に出来るだけではなく、実は背景という概念を全て消し去る事も出来るのです。上の図はフォントのみが映し出されていてそれ以外は何もありません。

フォントやロゴなど映し出したいもの以外の全ての光を遮断する事によりこの様な演出も可能になります。

プロジェクションロゴライトの使用事例と魅力・効果

ロゴライトはアイディア次第でその使い方は広範囲に広がります。

ここではオーソドックスな使い方をご紹介しますので是非ご参考下さい。

思わず見てしまう光る路面看板

飲食店などお店の少し高いところから目の前の通行人が行きかう路面に店名などを照射すると必ずと言ってよい程、通行人の目を引きます。

同業他社が多く立ち並ぶ繁華街などでこの路面看板はライバル店と差別化が出来る強力な集客ツールとして期待大です。

注意を引く光るインフォメーション

工場内の誘導灯や注意喚起の掲示板、イベント会場などのインフォメーションの情報を路面や壁面に投影した光るインフォメーションとして活用出来ます。

ロゴライトの魅力と効果

 

ロゴライトの魅力は、大きく2点あります。

先ず1点目はレンズフィルターを交換するだけで自由に映し出す描写を変えられるというお手軽さと汎用性です。

プロジェクター本体が1台あれば、レンズフィルターを交換するだけで集客、告知、宣伝、空間演出など様々な目的に合わせて使い分ける事が出来るのです。

1度作成したらお店の広告や会場のインフォメーションなど、用途・目的が限定される広告や看板などと比較するとかなり高い自由度や費用対効果が期待出来ます。

次に2点目は他者と差別化が出来る独自性と圧倒的な注目度です。

一般的に広告・告知を行う媒体はアルミ看板やのぼり、紙面広告などが主流です。こういった媒体は街中の至る所で溢れかえっている為、同じ様な媒体を使用していてもその他大勢の中に埋もれてしまい大きく目立つ事はありません。

その点、ロゴライトは広告物を光で好きな場所に表現するという従来の広告媒体とはかなり違った形でアプローチをするのでインパクトが大きく独自性と注目度は抜群です。

ロゴライトはこの様な利点がある為、次世代の看板・広告物として大きく期待されています。

まとめ

 

プロジェクターロゴ(ゴボ)ライトのお客様からよくある質問に付随して仕様やカスタマイズの内容についてまとめましたがいかがだったでしょうか。

再度内容をまとめます。

・ロゴライトの照射の明るさは、コントローラで制御する事が可能です。明るさの幅を広げたい場合には30Wの仕様を推奨します。

・設置環境として日差しの強い屋外でない限り、ある程度の明るさがあっても視認性は保てます。

・ロゴの背景の色味や形は自由な形で表現する事が可能です。